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店主の日記/2011-10-21

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Tag: カメラ修理 コニカ コニカⅢ

カメラ修理・コニカⅢ その3

しつこくコニカⅢでブログを引っ張っています(笑)
カメラ自体のご紹介がありませんでしたので、今日は画像をアップします。こんなカメラです。



カメラ修理・コニカⅢ
フィルムの巻上げは向かって右側のレバーです。二回巻上げでフィルム一枚を送ります。もちろん一回巻上げただけでは撮影はできません(シャッターが押せません) しばらく前にご紹介したコニカⅢAと何も変わりません。ⅢAの方はファインダー部が上に飛び出ています。



カメラ修理・コニカⅢ
上から見ます。特に何も変わったところはないです。ⅢAと比較するとフィルム巻き戻しノブが違います…というか、ⅢAは大きなプリズムをファインダーに採用したためにこの巻き戻しノブがうまく入らず設計を変更したように見えます。トップカバーが粘土で造形したような手作りを感じさせるラインですね。



カメラ修理・コニカⅢ
露出はLV式にもなっていますが、ⅢAより簡単な機構です。ツメの先を数字に合わせます。ツメはシャッターのリングのギザギザに入り、シャッタースピードを合わせると連れ回りしてLV値が一定になるようになっています。シャッターユニットはセイコーMXLで同じものです。昨日の店主の撮影はシャッタースピードを一定(優先)にしたのでこのツメをコチコチ動かしての撮影でした。

小振りですが持つとズシッと重いです。それは現代のデジカメとの比較ではありますが。同じ世代のカメラに店主の好きなヤシカLYNX-1000がありますがやはりLV式です。この頃の流行でしょう。写りは対照的ですね。しかしこのカメラが製造されたのは50年以上前ですよ。写りを見ると驚きます。



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