memo/2012-09-27
カメラ修理・ニコンF2フォトミック
メカニカル一眼レフの最高峰と言われるニコンF2のカメラ修理。
ニコンはその次の機種であるF3において電子化してしまったため、ニコン最後のメカニカル一眼レフとなって、今も人気が高い。このカメラは流行とは無縁に写真を撮る道具として愛され続け、またその堅牢さから今後も使い続けられていくに違いない。
この個体は汚れがひどいがキズや凹みは少ないようだ。カメラ修理箇所はファインダーの汚れとスローシャッターの不調ぐらい。F2で多いカメラ修理は電池ボックスの接点不良である。電池ボックスの修理はミラーボックスまで外さなくてはならないのでやや面倒な作業となる。
が、今回もスローガバナーの清掃、注油をしなければならず、同様にミラーボックスを外さなければならない。スローガバナーと電池ボックスはボディの底の方に並んで配置されている。
ミラーボックスを外してシャッター機構を眺めると、ライカのそれを見るようだ。そのままだ。
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