店主の日記/2014-03-17
カメラ修理・オリンパス35SP
1969年発売開始のオリンパス35SPです。レンズシャッター機ですが、他のオリンパス機よりやや大きめです。SPはスポット測光の意味です。レンズシャッター機ですが、平均測光とスポット測光ができます。更にプログラムAE撮影もできますが、機能のわりには簡単に使えます。もちろん、マニュアルも可です。
本機の外観状態は大変良いものでしたが、肝心の測光ができませんでした。オーナーはお父様が使っていたとのことで、マニュアルでは撮れたとのことです。
カメラ修理は電池ボックスからのリード線が腐食(電池から出るのガスで腐食する?)でCdSが働かずというのが多い様ですが、今回はそのリード線を毛細管現象で電池の漏れが上がったのか、CdSまでがだめになっていました。
CdSを交換し、現在手に入るVARTAのアルカリ電池で露出を調整致しました。また、長くお使い頂けると思います。
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