店主の日記/2011-12-17
カメラ修理・ヤシカエレクトロ35 その3
エレクトロ35で3日も引っ張ってます(笑)
今日はカメラ全体の様子を見てください。
いつものように前から見ます。直線のみで構成された造形です。(レンズはまるいです(笑))角が大きめのアール(円弧)で、柔らかさを出している感じがします。デザインの専門家ではないので的外れなことを言っているかも知れません。癖が無くすっきり見えますので誰にでも受け入れられるのかも知れませんね。
上から見ます。トップカバーはメッキが厚く、ギラギラ感があります。この機種はエレクトロ35でも後期型になるもので、「ELECTRO35」のロゴの字体が初期のものと違いますし、ホットシューになっています。それから、シャッターボタンのロックも追加されています。
見にくいですが、真ん中のオレンジと赤のランプはそれぞれ「←SLOW」、「OVER→」となっていて、シャッターを半押しした時にオレンジのランプが点いたら絞りを開ける、赤が点いたら絞るというようにして、適正露出(ランプが点かない)にします。
電子シャッターですから電池が無いと適正露出で撮ることはできません。バッテリーチェックのボタンがあります。…あれ、この機種はボタンだけでランプがありません。いや、ありました。フィルムカウンタの横が緑色に光りました。多分、暗いところでフィルムの残量を確認する時にも使えるように考えたのではないかと思います。
アンダーカバー側に電池ボックスがあります。
いいですねえ〜、この時代を感じさせるマーク。昭和の家電にもよくこんなマークがついてました。エレクトロニクスを強調しているのでしょうね。原子核の周りを電子が回っているのを絵にしたものですよね。
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