店主の日記/2011-08-18
カメラ修理・ミノルタNewSR-1
昨日の続きでミノルタNewSR-1です。カメラ修理が完了しました。一応動作はしていましたが、シャッタースピードが出ていませんでした。1秒にすると、シャッター幕(後幕)が戻りきらず、止まってしまいますので調整です。また、シャッターを切ったあと、中のスプリングが大鳴きして、「ビヨーン」という音が不快ですのでこの鳴きを止めます。
そのほか、ファインダー清掃、モルト交換、注油等の一連のカメラ修理を行ないました。外観も汚れていましたが清掃すると傷も少なく、フィルムカウンタも横にわずかな当たりがあるだけの美品となりました。
この機種はメーターがありません。別途、外付けの露出計をつけるようにトップカバー前面にブラケットがついています。初代?SR-1に比べると持った感じが何となく小振りに思えますが、実際はそんなに大きな違いは無い様です。しかし、名前だけが同じSR-1というだけで全く別物であることは確かです。
後ろ姿です。裏ブタについているダイヤルはフィルム感度の「覚え」です。
シャッタースピードも1/500までです。ちょっと物足りない気もしますが実用上は何の不足もありません。SR-1sは1/1000まであります。
角に小当たりがありますね。もちろん、機能には何の問題もありません。
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