店主の日記/2011-06-18
ミノルタSR-1のカメラ修理
昨日、ミノルタのレンズを清掃しましたので、そのボディ側をカメラ修理することにしました。これは工房のジャンク箱にあったもので、自分用にいつかカメラ修理しようと思っていたものです。今日は画像大きめ・多めで、ネット上でよく見かけるカメラ修理のブログ風にしてみます。
トップカバーを取ったところです。メーターは入っていませんので配線があるのは変ですが、これはストロボの接点用です。
プリズムはスプリングで押さえられているだけで、すぐ外れます。画像では見にくいですが、スクリーンのコンデンサーとフレネルレンズは両端の2本のピアノ線で固定されています。ケースを貫通させて止まっていますので横から押し込んで片側が外れればとれます。ゴミだらけでしたので清掃します。
アンダーカバーを外すと砂が入ってます。海にでも遊びに行ったのでしょうか。幸い、ギヤやリンク部分には絡んでいません。ハケできれいに落としました。
注油と清掃を行なって、もう完成です(笑) 昨日のレンズをつけてバッチリ決まりました。このカメラは他にシャッター鳴き、幕速調整のカメラ修理を行なうだけでOKでした。本当に丈夫ですね。年齢は店主と同じぐらいと推察します。
すみません、やっぱりうまく出来ませんでした。カメラ修理の途中で画像撮りを忘れてしまいました。前板も外したんですが、画像がありませんでした。慣れないことはやるもんじゃありませんね。
お客様のカメラをカメラ修理するときにはこうしたことで時間をロスらない様にして、1日でも早くお手元へお返しするようにしています。当店でカメラ修理工程のブログを作らないのもこのためです。
最後に店主がこのカメラの好きなところを…
トップカバーの造形と巻上げレバーの形がいいですね〜。レバーのメッキが鏡面と梨地になっていて凝り過ぎです。
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