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店主の日記/2011-12-24

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Tag: カメラ修理 コニカ C35

カメラ修理・コニカC35 Flashmatic その2

カメラ修理・コニカC35 Flashmatic

シャッター粘り?の原因はシャッターユニットのある、このフライホイール(真鍮の丸いところです)の部分がうまく回っていないことによるものです。

ここの動作はシャッターをチャージすると画像の下側のレバー(L字形で先端がツメになっているところです)が下がります。
次にレリーズボタンを押すとこのレバーの先端のツメがフライホイールを蹴飛ばすように回します。フライホイールが回り切るとシャッターが開き、今度はフライホイールを戻すためのバネが逆回転させてシャッターを閉じます。当然ですが人間の目には一瞬です。また、このL字のレバーの下に見えているのがシャッターを開閉するレバーです。

シャッターが閉まる時にクッションが効いたようにゆっくりになると言うことは、このフライホイールが戻る時に重くなっているということですから、この原因を取り除きます。

シャッターユニット単体で動作させてみて、この問題が解決した様ですので、この部分については組上げていきます。



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