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店主の日記/2011-10-15

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Tag: カメラ修理 オリンパス 35DC

カメラ修理・オリンパス 35DC その3

オリンパス35DCの3回目です。



カメラ修理・オリンパス35DC
お預かりしたカメラには純正のフードがありましたのでそれをつけてみました。



カメラ修理・オリンパス35DC
そうそう、上から見た画像がありませんでした。巻上げレバーの横にあるダイヤルはフラッシュのガイドナンバーの設定ダイヤルです。トップカバー内はファインダーとこのGNダイヤルでいっぱいになっていますからメーターは下に配置したのではないかと思います。



カメラ修理・オリンパス35DC
アップにしました。GNとはガイドナンバーのことでフラッシュの光の強さ(届く距離)をいいます。フラッシュの能力にあわせます。またトップカバー側面のシンクロ接点のスイッチを青文字の「ELECTRO F」に合わせます。ストロボはマニュアルモードで使います。ここまでやれば、フラッシュ時には適正露出で撮れます。



カメラ修理・オリンパス35DC
アンダーカバー側です。このボタンはメーターを強制的にオンするボタンです。どういうときに使うかというと、フィルム装填等で空シャッターを切らなければならないとき、露出不足だとシャッターが切れないからです。もちろん電池が無ければ、このボタンを押しても空シャッターは切れません(笑)



もうひとつトップカバーには「BLC」という逆光補正のボタンがあったのですが画像を撮り忘れました。また、うまく画像が撮れなくて断念したのですが、ファインダー内も露出値とシャッタースピードが並記されています。機械式ですがプログラムAEです。針の示す位置が露出とシャッタースピードということになります。なかなかマニアックでいいですね。シャッタースピードは1/15〜1/500のようです。



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