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店主の日記/2011-09-15

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Tag: カメラ修理 コニカ コニカⅢA

カメラ修理・コニカⅢA その2

カメラ修理・コニカⅢA

昨日の続きです。カメラ修理は完了しました。
当店にはサンプル機がありませんので、画像資料を残します。コニカ・ミノルタはカメラ事業撤退のため、アフターサービスがケンコー・トキナー社に移管されています。そして、そのホームページにコニカとミノルタの歩みというページが有り、それで紹介されています。コニカⅢAは1958年の発売でした。50年以上経つカメラです。

巻上げは鏡筒向かって右側のレバーです。招き猫みたいです(笑)
2回巻上げでフィルム1枚分を送り、シャッターをチャージします。と、言ってもシャッターチャージは1回目の巻上げで完了しています。逆にフィルムカウンターは2回目の巻上げで1カウント動きます。


カメラ修理・コニカⅢA
トップカバー側を見ます。フィルム巻き戻しノブがちょっと変わってますが、なぜこのような形にしたのかがよくわかりません。コニカⅢはいわゆる普通の巻き戻しノブです。コニカⅢとの大きな違いはレンジファインダーが大きなプリズムになっているところです。



カメラ修理・コニカⅢA
シャッタースピードの表示が現在と違いますね。このカメラはLV(ライトバリュー)式なので、店主は使い勝手に慣れていません。その内、自分でも手に入れて使ってみたいと思ってます。



カメラ修理・コニカⅢA
おまけの画像です。距離環のメーターのスペルがイギリス式です。当店保有のコニカFPのレンズもそうでした。

もうひとつ、ご注意。
裏ブタが開かないとおっしゃる方がいらっしゃいますが、開け方をご存じないだけのようです。壊れて開かないなどと思い込んでドライバーなどでこじたりしないでください。ノブをOpenのほうに回し、倒して押し付けます



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