店主の日記/2011-09-05
カメラ修理・キャノンFX その2
定休日を挟んでキャノンFXのカメラ修理の続きです。ボディは終了しています。
しかし、レンズ清掃をしたところ、後玉に細かいクレーター状の腐食が多くあり、撮影に影響するのは間違いありません。お客様と連絡をとり、ご了解の上、同じレンズを中古で探し、清掃してお渡しすることとなりました。中古レンズは運良く早く見つかりましたので到着を待っているところです。
このFXは露出計が連動ではありません。トップカバーについた丸い窓で測光してその露出値を表示するだけです。ミノルタSR-7とまったく同じです。電源SWと電池ボックスがトップカバー側ですので皮ケースに入れて使っていた人にはアンダーカバー側にあるミノルタSR-7よりも便利だったと思います。
上から見ます。左側にメーターがあります。
メーター部分です。シャッタースピードダイヤルに連動して露出の数値が動きます。これに合わせてレンズの絞り値を撮影者が合わせます。
フィルム巻き戻しノブと同軸にメーター感度切替SWがついています。暗いとき、オレンジ色の○がついているほうに切替、メーターのオレンジ色の数値を読みます。
電源SWです。下側は電池残量チェックです。左側面のギザギザが電池ボックスのフタです。
ミノルタSR-7とも比べてみてください。
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