店主の日記/2011-07-04
カメラ修理・オリンパスTrip35
7月に入って昨日、初めてブログを休みました。毎日、何かをお届けするのは本当に苦しいものですね(笑) 今日は工房にやってきたオリンパスTrip35のカメラ修理の話です。工房にやってきた状態をアップしておきます。
オリンパスTrip35についてご説明すると、1967年にオリンパスペンEESをベースに開発され、海外で発売されたものです。海外ではハーフカメラの現像機があまり普及していなかったため、フルサイズのTrip35が開発された様です。日本でも1968年から販売され、ベストセラーになりました。
では、工房に入ってきた状況です。
うーん、トップカバーは錆が出てますね。
凹んでますね。これではフィルターをつけることができないです。撮影は問題ないでしょうけど。
フィルムを長く入れっぱなしにしたカメラはこのように腐食します。これもきれいに磨かないとフィルムに傷がつきます。
モルト(遮光材のスポンジ)も劣化してボロボロと崩れてます。もちろん、清掃、交換です。
でも暗い所では、ファインダーの通称「赤ベロ」(撮影不可のインジケーター)が出ます。…と言うことはメーターは壊れてないかも。
と、言う訳で明日はこのカメラを修理します。大丈夫、きっとよみがえります。
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